花王、パナソニックと共同開発した洗たくの「予洗い」の手間を軽減する洗たく用洗浄強化剤「極ラク汚れはがし」を発売

花王は、10月1日から、パナソニックと共同で開発した洗たく用洗浄強化剤「極ラク汚れはがし」を発売する。

同製品は、今秋に新発売されるパナソニックの「ななめドラム洗濯乾燥機 NA－LX129DL」を含む「汚れはがし」コース搭載6機種専用の洗たく用洗浄強化剤とのこと。洗剤にプラスして使用することで、つけおき・予洗いが必要となる頑固な蓄積皮脂汚れ、食べこぼし汚れなども洗濯機で落とすことが可能になった。

近年共働き家庭は年々増加し、2021年には約7割（内閣府 「男女共同参画白書」令和4年版）を占めるようになった。そのため、家事の効率化を求める傾向にあり、約9割の人が「洗たくの手間をできるだけ減らしたい」と考えている（2022年花王調べ）。一方で、洗濯機にいれる前につけ置き洗い・予洗いをすることがある、と回答している人が約5割いることがわかった（2022年パナソニック調べ）。多くの人が皮脂汚れ、食べこぼし汚れは通常の洗たくだけでは落とすのは困難だと思っていることが考えられる。そこで花王とパナソニックは2021年から洗たくを通じて、くらし・社会をアップデートするきれいの実現をめざして、共同開発をスタートした。

花王の長年にわたる洗たく分野での本質研究の知見と、パナソニックの洗濯機開発の技術力を融合させ、「予洗い」の自動化に着目し、専用剤及び専用コースの共同開発を進めた。

そして今回、約3年半の年月をかけて、「極ラク汚れはがし」を新発売する。頑固な汚れを落とすことに特化し、汚れを変質させて落としやすい状態にする、という発想で開発された「洗たく用洗浄強化剤」となっている。より高い洗浄力を発揮するためには、同製品と洗剤の投入タイミングをコントロールする必要がある。そこで、洗濯機の自動投入機能を用いて、投入タイミングと投入量の最適化を図る「汚れはがし」コースを共同開発した。「極ラク汚れはがし」と同コースの組み合わせによって頑固な汚れまでも繊維から引きはがす事が可能となり、つけ置き・予洗いした洗たくと同等の高い洗浄力が実現できたという。

［小売価格］設定なし
［発売日］10月1日（火）

花王＝https://www.kao.com/jp