- Home&Living2024/10/07 20:00
ダイソン、汚染物質であるNO2(二酸化窒素)を従来に比べて1.5倍除去する空気清浄機「De-NOxシリーズ」を発売
ダイソンは、ダイソンの空気清浄機で最上位となる「De-NOxシリーズ」3機種をダイソン公式オンラインストアおよびダイソン直営店、その他一部家電量販店の店舗およびオンラインで10月7日から順次販売する。De-NOxシリーズは、汚染物質であるNO2(二酸化窒素)を従来のダイソンの空気清浄機シリーズに比べて1.5倍多く除去する(自社規格DTM-003387に準拠し、第三者機関[Fraunhofer WKI(ドイツ)]が3m3の試験空間において最大風量で測定。自社従来品と比較)ことができ、1台で空気清浄機、扇風機、ヒーター、加湿器など何役もこなす製品をラインアップしている。
室内は、屋外の空気よりも最大5倍汚染されている可能性がある(接続されたダイソンの空気清浄機で記録された屋内の空気質とOpenAQによる屋外の空気質の比較。深圳、福岡、大阪、アムステルダム、台北、ニュージーランドの屋外の空気質データはWorld Air Quality Projectによるデータを使用)。特に都市部では、自動車の排気ガスや建設工事などが原因で、NO2などの汚染物質が増加し、人々は室内でも高いレベルの空気汚染にさらされている場合がある。また、密閉された空間である室内は、汚染物質が蓄積され濃縮されていることもある。De-NOxシリーズに新たに搭載されたK-カーボンフィルターは、炭酸カリウム(K2CO3)を豊富に含み、空気汚染の原因となるNO2を、従来の活性炭フィルターよりも最大1.5倍多く除去することが可能となっている。
室内にはウイルスや花粉に加え、木材製品やカーペット、塗料、壁紙などからホルムアルデヒドが発生している。ホルムアルデヒドは、粒子のサイズが0.1ミクロンの500分の1であるため、捕集が難しい化学物質といわれている。De-NOxシリーズは、NO2の除去に加えホルムアルデヒドも検知、分解、除去する(中国標準規格GB/T18801に準拠し、第三者機関SGS-CSTC(中国)が2021年に実施した実機の浄化能力を測定した試験結果。ホルムアルデヒドを継続的に注入し、CADR(クリーンエア供給率)最高値に到達するまでの累積ホルムアルデヒド浄化能力を測定。使用の状況によって効果は異なる)。
ダイソンの空気清浄機に搭載されているAir Multiplierテクノロジーは、気流を増幅させる独自設計の送風口で、遠くにある空気の汚れまでも引き寄せる循環力で、部屋全体の空気を浄化する(空気清浄機能は自社規格DTM801に準拠し、空気を送り出す自社試験および自社規格TM-003711に準拠し、81m3の空間で空気清浄能力を測定した自社試験結果)。
De-NOxシリーズは、全機種がMyDysonアプリ(アプリの機能は国によって異なる場合がある。MyDysonアプリの使用には、アプリ対応デバイス、2.4GHzもしくは5GHzのWi-Fiまたはモバイルデータへの接続、Bluetooth4.0への対応が必要。アプリの互換性については、iOS App StoreもしくはGoogle Play Storeで“MyDyson“を検索。使用のネットワークによっては、別途通信料が発生する場合がある。アプリの仕様およびデザインは改善などのため、予告なく変更することがある)に対応しており、遠隔で空気清浄機能や加湿機能の操作、そして室内と屋外の空気質情報をリアルタイムで確認することが可能とのこと。さらに、スマートホーム機器の新たな共通規格Matterにも対応しており、インターネット接続を使うことなく、規格が異なるIoTデバイスをシームレスに管理することが可能となっている(Matterは2025年から対応)。
[発売日]10月7日(月)