- Home&Living2024/10/08 15:47
日立グローバルライフソリューションズ、ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」の最上位モデルにらくメンテ洗浄コースなどを追加
日立グローバルライフソリューションズは、「らくメンテ洗浄」コースなどの新機能を追加したドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」の最上位モデルBD-STX130K(洗濯容量13kg、洗濯~乾燥容量7kg)を11月上旬から発売する。
具体的には、9月12日に先行して発表したBD-SX130Kと同様に、乾燥フィルターレスで手入れの手間を軽減する「らくメンテ」に、洗濯槽に加え、乾燥経路(保護フィルター/熱交換器)やドアパッキンといった洗濯機内部を念入りに手入れする「らくメンテ洗浄」コース(洗濯槽用または衣類用の塩素系漂白剤を使用)を新採用した。また、洗い方や時間を自動で判断する「AIお洗濯」(工場出荷時はオフ設定。標準コースの洗濯、洗濯~乾燥行程で作動する。使用水量・消費電力量・運転時間が増減する)を進化させ、化繊衣類が多い場合、洗濯から乾燥行程にて運転時間を自動で短縮する。さらに、P&Gジャパン(以下、P&G)と共同開発した「アリエールMiRAi高濃度洗浄」コースを、「洗濯コンシェルジュ」アプリからダウンロードして使える。
なお、昨年度の最上位モデルBD-STX130Jと同様に、大画面で見やすく使いやすい「ワイドカラー液晶タッチパネル」を搭載している。
同製品は、乾燥時のホコリや糸くずを次の洗濯運転時に洗い流し、「大容量糸くずフィルター」へ集約することで、乾燥フィルターをなくし、手入れの手間を軽減する「らくメンテ」を引き続き搭載(2023年モデル BD-STX130Jに引き続き搭載)している。また、洗濯槽に加え、乾燥経路(保護フィルター/熱交換器)やドアパッキンといった洗濯機内部を念入りに手入れする「らくメンテ洗浄」コース(槽洗浄4時間)を新採用した。これによって、「乾燥経路自動おそうじ」で抑えていた乾燥効率の低下をさらに抑えることができる(同社調べ。らくメンテ運転のみとらくメンテ洗浄コースを適宜運転した場合との比較。すべての乾燥機能が改善するわけではない)。同コースは、消費者が手入れしたいタイミングで運転することができ、定期的な手入れをおすすめしているため、使用状況に応じて操作部で知らせる。さらに、「大容量糸くずフィルター」を手入れがしやすいラウンド形状に変更した。
複数のセンサーを使ったセンシングによって(布量・洗剤・布動きは、「AIお洗濯」オフ時もセンシングする。洗剤や汚れの種類・量によっては見分けられない場合がある。繊維の種類を判別する機能はない。取扱絵表示のある衣類は記載内容に従う)、自動で各行程に適した洗い方や運転時間などを制御し、かしこくきれいに洗い上げる「AIお洗濯」が進化した。同製品では、洗いやすすぎ、脱水行程に加え、乾燥行程も制御する。乾きやすい化繊衣類が多いときは、化繊に合わせた乾燥制御にすることで運転時間を短縮する。
今回新たに、P&Gと共同で「アリエールMiRAi高濃度洗浄」コース(洗濯:10㎏、洗濯~乾燥:7㎏以下)を開発した。高濃度の洗剤液で洗浄する行程を長くすることで、落としにくい油汚れに、より効果的にアプローチできるP&Gの知見から、日立の洗浄機能「ナイアガラ洗浄」の特長である高濃度洗剤液で洗う行程を標準コースから延長している。これによって、「アリエール MiRAi」の洗浄力をさらに引き出した。同コースは、「洗濯コンシェルジュ」アプリのダウンロードコース(本体に搭載していないコースを、スマートフォンから好みでダウンロードして操作できる。本体のダウンロードコースに登録しておけば、本体だけでも使える(最大3コース))に追加している。
7.8インチの見やすいワイドな大画面で表示が大きく、直感的に操作できる「ワイドカラー液晶タッチパネル」を、昨年度の最上位モデルBD-STX130Jと同様に搭載している。
[小売価格]オープン価格
[発売日]11月上旬
日立グローバルライフソリューションズ=https://corp.hitachi-gls.co.jp