- Home&Living2024/12/05 19:07
パナソニック、快適な室温・湿度のキープと消費電力量削減を両立したルームエアコン「エオリア」Xシリーズを発売
パナソニックは、新開発「エコロータリー コンプレッサー」(9.0kWクラスを除く200V機種に搭載)によって、冷房運転時の最小出力0.3kWを実現、設定温度到達後の室温安定時に運転オン・オフの頻度を抑え、快適な室温・湿度のキープと消費電力量削減(同社独自の条件によって評価。運転安定時約1時間の積算消費電力量が、同社従来品(エコロータリー コンプレッサー非搭載)CS-X404D2=140Wh、新製品CS-X405D2=119Wh。実際の消費電力量は条件によって異なる)を両立したルームエアコン「エオリア」Xシリーズを来年1月下旬から発売する。
昨今の物価高、電気代高騰を受け、エアコンに対する省エネニーズが高まる一方、夏の厳しい暑さでエアコンの長時間つけっぱなし運転が増加傾向にある((同社調べ)同社2020~2023年モデルのX/EX/Jシリーズにおいて、リビングに設置されているエアコンのうち、8月1日~8月31日の各日に24時間運転をしたエアコンの割合の平均値を2021年、2022年、2023年の各年で比較。)。
同製品は冷房において設定温度到達後に、少ないパワーで運転する割合が多いことに着目し、コンプレッサー構造を刷新した「エコロータリー コンプレッサー」を搭載した。冷房運転時の最小出力を約40%低減(最小冷房能力が、同社従来品CS-X404D2=0.5kW、新製品CS-X405D2=0.3kW)、非搭載機種でも約25%低減(最小冷房能力が、同社従来品CS-X224D=0.4kW、新製品CS-X225D=0.3kW)させることで、同社のエアコンでは初めて最小出力0.3kWを実現した(9.0kWクラスを除く)。
最小出力を下げることで、設定温度を維持するための運転オン・オフの頻度が抑えられ、温度や湿度の変化を少なくできる。そのため長時間運転でも快適さをキープしながら消費電力量を削減する。
また、フィルター掃除や熱交換器の洗浄、ナノイーX内部クリーンまで、エオリアの持つ清潔機能をワンボタンで一括で行える「集中おそうじ」機能を新たに搭載、エアコンを清潔に保つのはもちろん、エアコンの使い始めの気になるニオイを低減する(運転中は冷たい/暖かい風が出るため、寒い/暑いと感じることがある。人がいない時の使用をおすすめしている)。その他、従来から好評のエネチャージ、エコインバーター制御もあわせた3つの省エネ技術を搭載し、エアコンの長時間使用や今後広がる高気密高断熱な住宅にもマッチした商品となっている。
エオリアは、自動で省エネしながらお部屋の空気を清潔・快適に整え、消費者の健康で心地よいくらしに貢献できるよう努めていく考え。
[小売価格]オープン価格
[発売日]2025年1月下旬
パナソニック=https://panasonic.jp