- Home&Living2024/12/24 18:45
LIXIL、浄水に関する情報を集約したウェブサイトを公開
水まわり・タイルの国内事業が100周年を迎えたLIXIL(以下LIXIL)は、水道水を進化させるLIXILの浄水に関する情報を集約したウェブサイトを12月24日に公開した。
日本の水道水は、世界でもトップクラスの厳格な水質基準により管理されているため、安心・安全に飲むことができる。しかしながら、昨今は水道水からPFASが検出されたり、浄水カートリッジの模倣品・互換品が氾濫したりと、水の安全性を脅かすようなニュースが話題となっている。
LIXILは、水流・水質・水温をコントロールする水栓技術によって水自体の価値を高め、人びとの暮らしの価値向上に貢献してきた。今回公開した浄水ウェブサイトには、LIXILの浄水栓・浄水カートリッジに込められた先進技術や品質・性能、そこから広がるエコでスマートな暮らしなど、浄水の魅力を伝える情報が満載だとか。また、浄水カートリッジの純正品と模倣品・互換品の違いなど、水を安心して使用できるための情報や、これまであまり語られていない浄水の歴史なども掲載し、浄水に関する知識を深めてもらえる。
浄水サイトのみどころとして、LIXILカートリッジのヒミツでは、2大コア技術「抗菌セラミック」と「独自ブレンド活性炭」を取り上げている。
LIXILの浄水カートリッジは、天然素材のセラミックフィルターを芯材に、同社ブレンドの活性炭フィルターと不織布フィルターが層をなして構成されている。2大コア技術のうちの1つ「抗菌セラミック」を使用したフィルターは、長年培ってきたLIXILのやきもの技術による賜物とのこと。抗菌性の高いセラミックとしてSIAA(抗菌製品技術協議会)による認定も受けており、雑菌の繁殖を抑え、いつでも安心な浄水を届ける。そしてもう1つは、「独自ブレンド活性炭」の技術。活性炭は原料によって除去する物質が異なる。LIXILは独自のブレンド技術によって、浄水性能を最大限に引き出す。さらに、マイクロレベルに粉砕した活性炭を新開発の特殊ファイバーで球状にして再結合させた「造粒微粉炭」の製造技術(特許取得)によって、接触面積を飛躍的に拡大しつつ、有害物質の粒子の詰まりにくさも実現した活性炭が誕生した。これによって、カートリッジ寿命を従来品の約2倍(従来品と長寿命タイプの比較。ハイグレードタイプは約1.3倍)、業界No.1長寿命(9月、同社調べ。スタンダードタイプ・エコノミータイプの活性炭フィルターを使用したスパウト内蔵形浄水栓用カートリッジにおいて。総ろ過水量のことを寿命と表している。出典:浄水器協会会員企業各社のカタログ・HPから)に伸ばすことができ、交換の手間を軽減する。
浄水として、まず担保されるべきなのは飲用水としての安全性。LIXILでは、セラミックフィルターの製造、活性炭のブレンド、そしてカートリッジの組み立てに至るまで、すべてを同社の国内工場で実施し、業界最高水準の試験体制、品質管理で、日々その技術向上に取り組んでいる。
[公開日]12月24日(火)
LIXIL=https://www.lixil.co.jp