- Home&Living2025/01/17 18:36
パナソニック ハウジングソリューションズ、温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」RTシリーズを発売
パナソニック ハウジングソリューションズは、新たに消費者一人ひとりの求める洗浄感にフィットする3つの洗浄モードを搭載した瞬間式の温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」RTシリーズを2月19日に発売する。
日本では一般世帯に温水洗浄便座が広く普及しており、特にコロナ禍を経て衛生意識が高まったことで、温水洗浄便座への関心が一層強まっている。また、家庭内で過ごす時間が増えることで生活スタイルが多様となり、トイレを空間として捉えた快適性のニーズも高まっていると考えられる。
同社の調査(2023年9月、同社が実施したアンケートによる。対象:20代~60代の男女、n=110)によると、温水洗浄便座の購入時に重視されるポイントとして「おしり洗浄の使用感」が3位にランクインしているが、購入後に約6割以上の人が「おしり洗浄の使用感」に不満を感じていることが分かった。これについて同社は、「洗い心地」や「洗浄の強さ」が要因であると仮説し、一人ひとりの使用感にフィットすることが課題と考え、「洗い心地」について感性工学を用いてフィーリングを分析した。
新製品は、洗い心地にこだわった「ソフト」「バブル」「パワービート」の3種の洗浄モードを搭載している。これを1つのおしり洗浄ノズルで実現するため新たなノズル構造を開発した(特許出願中)。また、関西学院大学の長田教授の協力のもと、産学連携で感性工学に基づき3種の洗浄モードの洗浄感を検証した。新製品は、ユーザーの好みの洗浄感において、同社の従来品に比べて「洗い心地がやさしい」「癒され感がある」「洗い心地がよい」と感じられていることがわかった。
洗浄の強さについては、同社従来品(RRTKシリーズ)の約1.2倍のパワフルさと、従来品の約1.5倍のソフトな水流を実現し、水流の強弱幅が業界トップクラス(国内の瞬間式温水洗浄便座において、2024年12月時点、同社調べ)となっている。トイレ空間の快適性に対しては、特許技術のノズル構造で実現できた業界初(国内の温水洗浄便座において、2024年12月時点、同社調べ)の可変水流技術と、同社瞬間式で初のポンプレス設計によって動作音や振動を低減し、静音性が向上した。また、生活スケジュールを学習する「スマート暖房便座」によって電気使用量を最適化し、電気料金の高騰に伴い高まるユーザーの省エネ意識にも応える。
これら機能の向上を図りながら、部品点数の削減や環境配慮材料の使用によってコストを低減し、“メリハリ消費”への関心の高まる中、ユーザーが求めやすい価格を実現した。「ビューティ・トワレ」はユーザーの「おしり洗浄の使用感」に対する不満を軽減し、一人ひとりが求める洗い心地によってフィットする洗浄感と快適で清潔なトイレ環境を提供する。
同社は今後も、「くらしの『ずっと』をつくる。“Green Housing”」を事業スローガンに、環境への配慮はもちろん、日々のくらしをより豊かにする上質な空間を提案していく考え。
[小売価格]オープン価格
[発売日]2月19日(水)
パナソニックハウジングソリューションズ=https://panasonic.co.jp/phs