ライオン、歯科医院を通じて歯科衛生士がオンラインで口腔ケアの習慣化をサポートするサービス「OraCo（オラコ）」を提供

ライオンは、4月1日から歯科医院を通じて口腔ケアの習慣化をサポートする新サービス「OraCo（オラコ）」の提供を開始する。同社は、歯科衛生士（ライオンがグループ会社から派遣を受けている歯科衛生士）がオンラインで一人一人の口腔ケア習慣化をサポートする新しい形のサービス提供によって、予防歯科習慣の浸透を目指していく。

食べる・話す・笑うなど、口は日常生活の基本的な役割を担っており、口腔健康は生活の質向上に繋がる。口腔健康の維持のためには、生活者自身が行うセルフケアと歯科医院への定期的な受診、それぞれの習慣化が不可欠となる。適切なセルフケアを促すために、歯科医院内では口腔衛生指導が行われているが、受診後に患者がその指導内容を長期間継続することが難しいという課題があった（同社調べ（歯科医院へのインタビュー調査 協力歯科医院数30、2022年4月～2024年6月実施））。

そこで同社は、受診後の生活者に対して適切な口腔ケアのサポートを行うサービスを開発した。同社の口腔ケア習慣の啓発ノウハウと歯科衛生士との連携力を活かして、歯科衛生士がオンラインで一人一人の口腔ケア習慣化をサポートする新しい形のサービスとなる。

同サービスを導入している歯科医院を受診する患者が、歯科医院の判断に基づき利用できる。

サービス特長は、歯科衛生士が歯科医院の指導内容に基づき、患者をサポート。AIではなく経験豊富な歯科衛生士が一人一人に伴走する。歯科衛生士と患者の双方向コミュニケーションで継続動機を醸成する。

習慣化理論と最新研究に基づいた行動変容サポート。習慣化の最新理論を歯科分野に応用していく。「OraCo」アプリを利用した群（25名）は、未利用群（25名）と比較して、受診後の歯科医院での指導内容の継続度が向上。同結果から、オンライン行動サポートによる口腔ケア習慣化の可能性を確認している。

［サービス開始日］4月1日（火）

ライオン＝https://www.lion.co.jp/ja