- Home&Living2025/04/03 20:17
三菱電機、エアコンの試運転に関する意識調査、5人に1人以上が猛暑の中エアコントラブルを経験、修理実施まで2週間待ちも

三菱電機 霧ヶ峰PR事務局は、4月10日の「エアコン試運転の日」を前に、東京・大阪在住の男女600名を対象に「エアコンの試運転に関する意識調査」を実施した。その結果、昨年エアコンの「試運転」を行った人は半数以下と、実施率が低いことがわかった。調査結果を受け、夏本番にエアコンが使えず困る生活者を少なくするため、エアコンの「試運転」の適切な実施方法と実施時期を解説する。
4月10日は「エアコン試運転の日」として「日本冷凍空調工業会」(東京都)が定め、経済産業省なども夏前の点検を呼びかけている。また、気象庁の暖候期予報によると、今年6~8月の気温は全国的に平年以上となることが予想されている(気象庁 暖候期予報(6~8月))。
6~8月は例年エアコンの設置・修理依頼がひっ迫し、設置・修理を担当する業者は繁忙期を迎える。そのため、エアコンを使い始めた時に不具合や故障に気づいても、設置・修理までに2週間以上待つこともある。また、同時期のエアコンの設置・修理業者の労働環境は「蒸し暑い室内や炎天下の中、2~3時間かかるエアコン設置作業を1日複数件行い、合間にエアコンの修理を数件対応することもあるほか、休みも中々とれない」といった過酷な状況となっている。
こうした状況を踏まえ当事務局は、生活者にとっても、エアコンの設置・修理業者にとっても、快適で過ごしやすい夏を迎えてもらうことを目指し、夏前にエアコンの「試運転」を実施してほしいという。

調査によると、「昨年、夏にむけてエアコンの『試運転』を行った」と回答した人は44.5%にとどまった。さらに、エアコンの「試運転」を行った人の中でも、エアコンの設置・修理依頼がひっ迫する6~8月に実施した人は3割を上回り、「“夏前”のエアコンの『試運転』実施」が定着していない実態が明らかになった。

また、昨年エアコンの「試運転」を実施しなかった人に理由を質問すると「必要性を感じなかったから」が最多で31.6%となった。

夏のエアコン故障経験の有無について質問したところ、5人に1人以上が「故障したことがある」と回答した。

夏のエアコン故障時の具体的な困りごととしては「暑さで就寝時に辛い思いをした」に続き、「設置・修理に想定よりも日数を要した」に票が集まった。さらに、エアコンの設置・修理を業者に依頼してから修理が行われるまで、1週間以上待った人は3人に1人以上もおり、中には2週間以上待った人もいることがわかった。

三菱電機 空調冷熱システム事業部の久田優美氏は、「今年も酷暑の予報のため、エアコンを利用するすべての人に、エアコンの『試運転』による動作確認や手入れをしてもらいたいが、調査結果を見るとまだまだエアコンの『試運転]の習慣は定着していないようだ。昨年エアコンの『試運転]を実施しなかった人に理由を見ると、『暖房運転が問題なく使えていたから]という理由で試運転をしないと回答している人がいるが、暖房運転が問題なくできていたとしても、“冷房“の試運転が必要となる。また、夏は最悪の場合、エアコンが故障しても修理実施までに2週間以上かかることもある。酷暑の中、エアコンが本当に必要な時に問題なく使えるように、早めに『試運転』を実施してほしい。また、エアコンの調子が悪い場合は暑さが来る前に『修理』もしくは『買い替え』を済ませておいてほしい」とコメントしている。

エアコンの設置・修理の繁忙期は6~8月で、7月の相談件数は4月の約2.8倍に上る。繁忙期におけるエアコンの設置・修理業者の労働環境は過酷で、「蒸し暑い室内や炎天下の中、2~3時間かかるエアコン設置作業を1日複数件ほど行い、合間にエアコンの修理を数件対応するほか、休みも中々とれない」といったことが発生している。
久田氏は、「『エアコン試運転の日』は4月10日だが、実はその日が必ずしもエアコンの『試運転』に適した日とは限らない。基本的に『4~5月中の外気温が21℃以上』の日に実施することをおすすめしている。『試運転』を行うには、エアコンが冷房運転を10分以上続けられる環境が必要だが、室温がエアコンの設定温度を下回る環境では、エアコンが途中で冷房運転を止めてしまい、『試運転』が十分に行えなくなってしまう。そのため、外気温が21℃を超える日が最適な実施タイミングとなる」とコメントしている。
さらに久田氏は、「電気部品を外しての掃除は故障の原因になるため控えてほしい。また、むやみにエアコン内部を濡らすと、予期せぬ故障や事故につながる可能性があり、最悪の場合は“発火”のリスクがあるため控えてほしい。なお、自動フィルター掃除機能を搭載した機種はフィルターが薄い場合がある。洗浄の際には変形や損傷に注意してほしい」と語る。
[調査概要]
調査対象者:30~50代の男女600名(東京・大阪在住)
調査方法:インターネット
調査期間:3月18日(火)~3月19日(水)