YKK AP、室内ドア・引戸のフルリニューアルをはじめとした木質インテリア建材の新シリーズ「Smayell（スマエル）」を発売

YKK APは、新たな木質インテリア建材シリーズ「Smayell（スマエル）」を6月2日から発売する。室内ドア・引戸のフルリニューアルをはじめとした、木質インテリア建材全体の刷新をはかり、家族のライフスタイルにぴったりの心地よい住まいづくりを応援（エール）する。

多様化するインテリアのニーズに対応するため、木質インテリア建材を全面刷新する。シリーズの名称も一新し、「LAFORESTA（ラフォレスタ）」から“理想の住まいづくりを応援（エール）する”という意味を込めた新シリーズ「Smayell（スマエル）」に生まれ変わる。20年振りのフルリニューアルを行うドア・引戸はインテリア商品としての意匠性向上に加え、オリジナル部品採用による操作性向上、施工方法の簡易化や取り付け部品の削減による省施工化を行うことで、エンドユーザーとプロユーザーのそれぞれが使いやすい商品を追求した。

YKK APは、木質インテリア建材の「Smayell（スマエル）」とアルミインテリア建材の「famitto（ファミット）」の2つのシリーズで、“様々な暮らし方”に寄り添った室内空間づくりを提案する。

ドア・引戸の主な商品ポイントは、空間に溶け込む、ノイズレスなデザインとのこと。壁と扉の境界を目立たなくする、20mmのスリム木枠。継ぎ目のない、ソリッドな扉仕上げとなっている。自分らしさを表現できる多種多様なカラー＆デザインを採用した。日々触れるドアだから、こだわった質感とメンテナンス性。485通りの組み合わせで、理想のインテリア空間を実現する。使う人にやさしい、快適で安全な設計となっている。

ドア・引戸の商品特長では、目指したのは、ナチュラルでノイズレスなインテリアドア。枠の見付を従来の24mmから20mmにスリム化し、壁面に溶け込むスリムな木枠にブラッシュアップ。さらに壁の色が多様化する現在のトレンドを受けて「扉・枠」同系色対応を全25色柄のラインアップで展開する。木の温もりを感じるナチュラルなインテリアドアが空間と調和する。

扉の端部（木口部分）には木口材を接着させるのが一般的だが、その仕様では扉の表面と木口部分で色味が若干異なることや、継ぎ目が目立つことが意匠面での課題だった。今回、面材で扉の表面から木口部分まで巻き込む「Vカット製法（フラッシュ構造の場合のみ。框組み構造の場合は除きます）」を採用することで、角に継ぎ目のない一体感のある意匠表現が可能となった。さらに、面材と木口部分が一体化することで経年などにより剥がれる恐れがなくなり耐久性も向上している。

これまで普及価格帯のスタンダード色の表面材化粧シートには「防湿強化紙」を使用していたが、「Smayell（スマエル）」ではより本物の木に近い質感を表現するため、「オレフィンシート」を採用している。これによって、木の導管などの凹凸を表現できるほか、「防湿強化紙」と比較して耐水性、耐摩擦性などインテリア建材に求められる各種性能も向上。スタンダード、トレンドの全ての色柄で、手触り感にもこだわった意匠表現と高い耐久性を実感してもらえる。

ドア・引戸のカラーラインアップは、「スタンダード」には定番で使いやすい横木目調も含めた15色柄に25の扉デザインを用意。「トレンド」には好評の単色に加え木目をアレンジした独自性のある色を追加した10色柄に11の扉デザインを用意した。全485通りの組み合わせでさまざまな家具や壁色とのマッチした空間づくりが可能となっている。また、フローリングのバリエーションも従来比2倍の20色柄に大幅拡充し、ドアとフローリングの組み合わせで、好きな家具とのコーディネイトが楽しめ、自分らしい理想のインテリア空間が実現できる。

従来品の改良すべきポイントを洗い出し70項目に及ぶ品質の強化を実施。引戸は扉の開閉時、扉を減速させるソフトクローズ機構を強化した。扉の重量に関わらず安定した減速性能を持ち、ソフトクローズが作動した際にも扉が跳ね上がりにくい構造になっている。また、扉に衝撃が加わった際にも、扉の脱落を抑える部品を搭載しており快適・安全に使用できる。施工面では、ビス締め不要の「簡易組立て枠」に加えて、扉吊り込み手順などを削減。さらなる省施工化をはかった。

［小売価格］
片開きドア（旗丁番） Smayell Standard（スマエル スタンダード）（15色柄・25デザイン）幅778mm×高さ2033mm：6万5000円～15万1100円
引戸（片引き戸） Smayell Standard（スマエル スタンダード）（15色柄・25デザイン）幅1450mm×高さ2033mm：8万9000円～17万5000円
（すべて税別）
［発売日］6月2日（月）

YKK AP＝https://www.ykkap.co.jp