- Leisure&Travel2023/03/01 19:46
日本の玄関口である東京駅前に誕生する「東京ミッドタウン八重洲」、B1F~3Fに構える商業ゾーンには57のブランド・飲食店が集結
日本の玄関口である東京駅前に誕生する、東京ミッドタウン八重洲。世界中のヒト・モノ・コトが集まり、交わり、価値を生み出す新たなランドマークとなります。B1F(B1Fの13店舗は2022年9月オープン済み)から3Fに構える商業ゾーンには、ここに訪れる国内外の観光客を魅了し、都心に住まう大人達の生活を彩る57のブランド・飲食店が集結する。
グランドオープンに先駆け、選りすぐりの店舗を紹介しよう。
「TOKYO UNITE(トウキョウ ユナイト)」は、東京に拠点をおく野球、サッカー、バスケットボール、相撲などの7競技・14のチーム・団体が垣根を超えて協力し、新たな価値を生み出していくプロジェクト。スポーツを通して、子どもたちが多くの可能性を持てる社会づくり、ホームタウン東京の魅力の最大化など、社会課題にも取り組んでいる。今回、その中核となる場所として初のショップをオープン。「世界の都市に目を向けると、我が街のスポーツチームのグッズを集めたショップがあるが、東京にはない。スポーツ振興の目的でもリアルな場所をと思っていた」とTOKYO UNITE事務局の井上哲氏。ショップアイテムは、ライフスタイルブランド「ニコアンド」の都市型ライフスタイルウェアライン「ヌメラルズ」のサイズ展開や機能に、ファッション性を取り入れたデザインが特長となっている。「それぞれのチーム・団体が大切にしていることを理解してデザイン制作を進めていった。ファンの人にも納得してもらえるように愛情を込めたつもり」と商品開発を担当したアダストリアの奥村侑氏。店内にはミニバーもあり、スタジアムで観戦するような楽しさを味わえるほか、スポーツ選手と交流できる企画なども検討が進んでいる。
1300℃の窯で溶かしたガラスで制作される、青森県伝統工芸品「津軽びいどろ」は、四季、手づくりの温かみ、ストーリーを大切につくられている。1977年に工芸品「津軽びいどろ」が誕生して以来、青森県のアンテナショップや全国各地のセレクトショップなどで取り扱われていたが、今回「東京ミッドタウン八重洲」に初の直営店をオープンする。店長を務める井筒栄吉氏と、「津軽びいどろ」をグループにおく石塚硝子でデザインを担当する松尾桃子氏に新店舗への想いを聞いた。「青森の伝統工芸品『津軽びいどろ』を東京の中心から世界に発信したい。日本の四季を表現するため130色から生み出す彩りを、日本の人はもちろん海外の人にも知ってもらいたい。手にしてもらうと喜んでもらえると確信している」と井筒さ氏。東京ミッドタウン八重洲店限定商品は、東京ミッドタウンのテーマカラーのグリーンをモチーフにしたものと、もう1つは東京の四季を表現した「ソメイヨシノ」をデザインしたもの。東京ミッドタウンカラーはロゴのように2色のグリーンを感じられるように、色ガラスをミックスして表現している。一方「東京の桜は薄いピンクのソメイヨシノが多く、青森の桜は色が濃い山桜が多いのだとか。そこで、青森の桜をイメージしている既存の「さくらさくら」シリーズに比べて白っぽい桜色を目指してデザインをしている」と松尾氏。今回の店舗は、カタログの商品すべてを実際に手に取ることができる、いわゆるショールームとしても利用できるのも大きな特徴となっている。
「東京ミッドタウン八重洲」は、三井不動産が八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として開発を推進している大規模複合開発。商業施設57店舗のうち、地下1階の13店舗(2022年9月17日先行オープン)に加えて、3月10日に1~3階の44店舗がグランドオープン予定となっている。
[施設情報]
施設名:東京ミッドタウン八重洲
所在地:東京都中央区八重洲二丁目2番1号
グランドオープン:3月10日(金)
東京ミッドタウン八重洲=https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/