ロングステイネットワークが長期滞在型スイートルーム会員プログラム「CLUB SUITE 沖縄」を販売開始

 ロングステイネットワークは、11月29日から、沖縄での新たな過ごし方を提案する、日本初(同社調べ、リゾートホテルのスイートルーム長期滞在に特化した会員制プログラムとして)の長期滞在型スイートルーム会員プログラム「CLUB SUITE(クラブスイート)沖縄」の会員権の販売を開始した。また、同日から同プログラムのアンバサダーを務める中尾彬さん・池波志乃さん夫妻によるコンセプトムービーも公開した。

 「CLUB SUITE 沖縄」は、今年本土復帰50周年の節目を機に注目を集める沖縄のリゾートエリアの中でも特に人気が高く、昨年7月にユネスコ世界自然遺産に登録されたばかりの「やんばる」エリアを中心に、沖縄での新たな過ごし方を提案する長期滞在型スイートルーム会員プログラムとなっている。人気エリア故にハイグレードな部屋ほど満室になりやすく、連泊での予約が取りにくい「やんばるエリア」の2つのラグジュアリーホテルに同プログラム会員専用のオーシャンビューのスイートルームを用意した。1年に1回希望の時期に7泊8日の連泊保証でゆったりと滞在することができる。

 さらに、プログラム内では滞在前・滞在中に会員の人のサポートを行う「エグゼクティブ・アシスタントサービス」や、沖縄の歴史や文化、自然を体験する同プログラム限定のアクティビティ「会員専用アンバサダープログラム」を用意。長期滞在ならではの、新たな沖縄の楽しみ方を提案する。

 同プログラムは個人の消費者だけでなく、法人会員の人々にとっても、社員のウェルビーイング増進やワーケーション促進のほか、重要な顧客のゲストハウスとしても安心して利用できる。提供価格は、5年会員権が150万円、年間利用料が10万円となる。1年当たりの費用が40万円となり、年間40万円で会員専用サービス付きスイートルームオーナーとしての体験が実現する。

 同プログラムの専用スイート・ルームを備えるのは、いずれもやんばるエリアの玄関口に位置する「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」「ホテルオリオン・モトブリゾート&スパ」の2つのラグジュアリー・ホテルとのこと。いずれも、オーシャンビューで60平米以上のゆとりのある空間を備えたスイートルームとなり、部屋には会員専用のアメニティとワインセラー等を装備する。

 「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」では、国内トップクラスの敷地と沖縄屈指の人気を誇るカヌチャリゾートの中で、昨年7月にリニューアルしたノースウィング棟のカヌチャスイートを用意。沖縄の伝統的な染色技法「紅型(びんがた)」をあしらい、上品な天蓋付きダブルベッドやバルコニーのジェットバスが贅沢に空間を演出し、目の前にはダイナミックな眺望が広がる。

 「ホテルオリオン・モトブリゾート&スパ」は、エメラルドビーチにもっとも近い沖縄随一の立地のホテル内、スイートルーム棟「クラブウイング」のジュニアスイートとのこと。ホテル内には2億年以上前のジュラ紀温泉「美ら海の湯」、美ら海の恵みを活かした「タラソスパ」と沖縄の食材とシェフのこだわりで彩られるレストラン&バー等も備えている。

 「CLUB SUITE 沖縄」は、自然、伝統文化など沖縄ならではの体験を通し、本来の姿を持続的に次世代へと継承できるよう貢献する“サステナブルツーリズム”を理念として掲げる会員プログラムとなっている。会員一人ひとりに、沖縄のアンバサダーとなってもらい、沖縄の歴史や文化、自然を世界そして未来につなげてもらいたいという想いから、他にはない独自の体験プログラムを用意し「会員専用アンバサダープログラム」と名付けた。

 プログラムは「伝統文化・歴史」「生活文化」「ウェルネス」「自然」のカテゴリーに分け、会員の様々の要望に応じてオーダーメイドでのアレンジ(プログラムは別途料金となり内容によって調整)を行う。

 会員権の発売開始にあわせて、同プログラムの魅力を伝えるコンセプトムービーを制作、11月29日からWEB上で公開した。コンセプトムービーに出演したのは、沖縄好きで知られる中尾彬さん・池波志乃さん夫妻。コンセプトムービーのテーマである“ウェルビーイングステイ”にあわせて、実際に沖縄で心身ともにゆったりとすごせる長期滞在のプログラムを体験してもらい、その合間に撮影をする形式で制作された。

 2002年に沖縄にマンションとアトリエを購入し、約16年間東京と沖縄を行ったり来たりする生活を続けてきた中尾さん夫妻。2018年に終活の一環としてこのマンションとアトリエを売却した後も、時間があれば好きな時に沖縄を訪れ、沖縄の人々と交流する生活を続けてきた。コンセプトムービー内では、「CLUB SUITE 沖縄」ならではの「エグゼクティブ・アシスタント」による空港への出迎えにはじまり、夫妻もこれまで体験したことがない独自のアクティビティとして「紅型による“ねじねじ”作り体験」や「薬膳×宮廷料理」等をゆったりと堪能する様子が収められている。さらに、二人には同プログラムのアドバイザーである琉球大学の荒川雅志教授とのウェルビーイングをテーマとした特別対談も行ってもらった。

 撮影終了後のインタビューでは「長期滞在だからこそ、時間や携帯にしばられず、何にもしない時間も楽しむことができた」と語った中尾さん・池波さん。ロングステイ×アシスタントによるサポート×沖縄の歴史・文化・自然体験プログラムだから体験できるゆったりした時間を存分に楽しむ、中尾夫妻の新しいウェルビーイングな“別荘ライフ”に注目してほしいという。

 インタビューで、沖縄との出会いについて聞くと、池波さんは、「今から40年ぐらい前、結婚して5年後ぐらいのタイミングで九州で舞台をやった後に癒されたくて連れてきてもらったのがはじまり」とのこと。中尾さんは、「初めてきたのは20代の頃。まだ沖縄返還前でパスポートを使ってきていた。当時は那覇にあまりホテルがなくて万座の方に宿泊した。最初は仕事で来たが、そこからプライベートでも訪れるようになっていった」と語っていた。

 二人は、これまで沖縄でどんな過ごし方をしてみたのだろうか。中尾さんは、「あんまり海で泳ぐというのには興味がなくて、飲み屋を回ることが多かった」のだとか。池波さんは、「沖縄の海は泳ぐだけの場所ではないと思う。人がいて、海もあるという感じ」と語る。中尾さんは、「沖縄の海に入っている人は、意外と海の色を見ていない。ホテルの上なんかから見ると、うわーっと海の色が三層にも四層にもなって見える。朝昼晩でも変わる、それを見ているのが魅力的」と述べていた。

 沖縄でのマンション・アトリエの購入と売却について、池波さんは、「私たちは沖縄の海にいくというよりも、沖縄の街とそこにいる人が下町の雰囲気が残っていて好きだった。街中にいたいので、別荘というより拠点として購入した。掃除や何やらで私はほとんど沖縄にいて、中尾が東京での仕事のない時に通ってきていた。売却をすることにしたのは、15年ほどそういう生活を続けてきていて思うところがあった。東京と沖縄を行ったり来たりしていると、掃除や後片付けだけで大変。年齢とともにそれがしんどくなってきたのと、街も少しずつ変わってきた」と理由を語る。中尾さんは、「だんだん馴染みのお店がなくなってきたりね」と寂しそうに語る。池波さんは、「そんなことを考えると、最初の頃のように旅行で来て長く・ゆっくり滞在できる方が良い。ボーッとしたり、パッと遊びに行ったり、人と交わったりして、癒されて元気もらって帰る方がいいと思うようになった。そうすると、見えるものが違ってきて、時間の無駄がなくなった」と説明していた。

 「CLUB SUITE 沖縄」を利用してみて感じたロングステイのメリットについて聞くと、池波さんは、「無理に何をやるというより、ちょっと興味があったこと、これまであんまりやってこなかったことを体験できる。今回でいえば紅型の体験など。しかも初日につくって完成するまでの間に何かをつめこむというのではなく、ぼーっとできる」と感想を語る。中尾さんは、「むしろその方が1日が長い。スケジュールを決めない方がいい」とのこと。池波さんは、「スケジュールを詰めないでこられるおかげで、これまで感じたことがないゆったり感を感じることができた。コンパクトにぎゅっといろんなエリアが混在している沖縄ならではの過ごし方だが、何もせずに海をぼーっとみていた1時間後に那覇で沖縄そばを食べたりできる。ゆっくりしているから、スパなどが充実しているホテルのアクティビティも存分に楽しむことができる」とご満悦の様子だった。

 「エグゼクティブ・アシスタント」サービスについて、池波さんは、「沖縄の知らないところを知れるような過ごし方ができる。ガイドブックやスマホとにらめっこしなくて、その時気になった時に相談できるなんですごく贅沢。ぼーっとしながら考えられる。他にはできないこと」と、満足できたと語っていた。

 「会員専用アンバサダープログラム」で体験した宮廷薬膳料理やネジネジづくり体験について、中尾さんは、「沖縄にきたら、沖縄の伝統的な料理を食べるといいと思う。ゴーヤチャンプルや沖縄そばだけでない、琉球料理はすごくいいと思う。歴史が深いんだから」とのこと。池波さんは、「琉球料理はすごく奥深くて、学ぶことがたくさんある。ゆったりこないと体験したり学んだりできないと思う。またネジネジ体験でいった紅型もゆったりみたからこそ、今だから欲しいものを買ったりできた。終活でモノの処分もしたが、その分今の年齢にあったものを探して購入できる。しかもやってみたらこんなに大変なんだとわかった上で、できあがりのものを見れるので、見る目も養われる。知ってるつもりでやっぱり奥が深かった発見がある」と語っていた。

 「CLUB SUITE 沖縄」を今後どのように利用したいかについては、中尾さんは、「長い間住んでいたので、何かしたいというより時間が大切だと感じる。自分の時間」と話していた。池波さんは、「あえていうと何にもしたくない。何にもしたくない中で、明日これいってみようかなと浮かんでくる。何にも決めずにきて、思いついた時にアシスタントさんに相談して、思いついたことができる。何も決めずにきて、何も決めずに過ごす。それができる幸せがある」と述べていた。

 アドバイザーの荒川雅志教授は、「沖縄はアジア唯一の『ブルーゾーン』となっている。“ブルーゾーン”とは、世界5大長寿地域のこと。長寿の村々を強調する青い円を地図上に描き、この円の内側をブルーゾーンと呼ぶ。健康長寿、ウェルビーングなど幸福度の高い人々が生活する沖縄で、ロングステイし、沖縄ならではの特別な体験をできる新しいサービスは価値は高いと思う。長期滞在だからこそ、実現できる質の高い特別な体験をスイートルームで贅沢に堪能できるのは他に類をみないサービスだと思う」とコメントしていた。

[専用スイート・ルーム 概要]
カヌチャベイホテル&ヴィラズ
 所在地:沖縄県名護市安部
 アクセス:那覇空港から約80分
 客室面積:65m2
 滞在人数:2名 ※最大3名

ホテルオリオン・モトブリゾート&スパ
 所在地:沖縄県国頭郡本部町備瀬148番地1
 アクセス:那覇空港から約100分
 客室面積:66m2
 滞在人数:2名

[コンセプトムービー]
3分バージョン=https://youtu.be/F0VV9wcj-Gc
1分バージョン=https://youtu.be/fNLRR9fsu0w
インタビュームービー=https://youtu.be/qitIWs8OUyY
対談ムービー=https://youtu.be/aQ0SVkMudr0

ロングステイネットワーク=https://clubsuite.jp/


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