体験型観光プログラムイベント「ひがしおおさか体感まち博2023」がスタート、「舞いあがれ東大阪大使」に浅田芭路さんが就任

東大阪ツーリズム振興機構は、東大阪市内全域を博覧会会場に見立てた体験型観光プログラムイベント「ひがしおおさか体感まち博2023」を10月1日から来年1月13日まで開催する。今年度は、東大阪市を舞台としたNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ！」で主人公・舞の幼少期役を演じた俳優の浅田芭路さんが「舞いあがれ東大阪大使」を務め、イベントを盛り上げていく。開催初日の10月1日には、舞いあがれ東大阪大使の就任式が行われた他、大使に就任した浅田さんには、「ひがしおおさか体感まち博2023」で実施する体験プログラムの中から「和小物／髪飾り作り」と「はじめてでも楽しめるレザークラフト」を実際に体験してもらった。

「ひがしおおさか体感まち博」は、東大阪の歴史や文化、自然、食、スポーツ、産業など地域資源を活かし、東大阪市内企業のプロの技、団体や市民の知識と経験を活用して体験プログラムを造成し、まちの魅力を市民や来訪者に向けて発信する体験型観光イベントで、今年で6年目の開催となる。このイベント開催に合わせて、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ！」で主人公・舞の幼少期役を演じ、話題を集めた浅田芭路さんが舞いあがれ東大阪大使に就任した。開催初日に行われた就任式では、東大阪市の野田義和市長から浅田さんに委嘱状が授与されると共に、舞いあがれ東大阪大使のたすきと名刺パネルが手渡された。

「NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ！』では、東大阪を舞台に、落ち込む時があっても、必ず舞い上がることができるというメッセージを作品の中で伝えてもらった。この『舞い上がれ』というメッセージは、これからも永遠に東大阪から発信し続けていくものであると感じている。そして今回、主人公・舞の幼少期役を演じた浅田さんに、再び東大阪に戻ってきてもらえたことを嬉しく思う」と、東大阪市の野田市長が挨拶。「浅田さんには、舞いあがれ東大阪大使として、東大阪のいいところや魅力を発信してもらうと同時に、落ち込んでも前を向ける、舞い上がれるというメッセージを送り続けてほしいと思っている。今日を、東大阪が舞い上がる新たなスタートの日として、“東大阪 Our Team”で『ひがしおおさか体感まち博2023』を盛り上げていきたい」と、浅田さんの活躍とイベントの成功に期待を寄せた。

舞いあがれ東大阪大使に就任した浅田さんは、「『舞いあがれ！』という作品をきっかけに、東大阪を初めて訪れたのだが、ラグビーが盛んだったり、『モノづくりのまち』といわれていることを知った。ドラマの中でも、工場の人たちが力を合わせるシーンが出てきたが、東大阪には本当にたくさんの工場があって、車の部品やネジだけでなく、髪飾りや工芸品などいろいろなモノをつくっている。まだまだ知られていない魅力があると思うので、今回のイベントを通じて東大阪のすごいところや楽しいところ、面白いところを体験して、幅広い人に伝えていけたら嬉しい。やったるで！」と、意気込みを語ってくれた。

就任式の後には、舞いあがれ東大阪大使の初仕事として、浅田さんに「ひがしおおさか体感まち博2023」で実施する体験プログラム「和小物／髪飾り作り」と「はじめてでも楽しめるレザークラフト」を体験してもらった。まず、最初に「和小物／髪飾り作り」を体験するべく、松よし人形の工場を訪れた浅田さん。職人がひな人形を手作業で作っている様子を見学し、驚きの表情を浮かべていた。

体験プログラムでは、ひな人形の衣裳に使う生地を使ったリボンのデコレーションと、つまみ細工の花びらを使ったアクセサリー作りにチャレンジした。

次に、虹紙製作所に移動し、「はじめてでも楽しめるレザークラフト」を体験した。このプログラムでは、初めての人でもここまでできるというクオリティの高いレザークラフトをオリジナルの治具や道具を使って製作することができるという。浅田さんは、丸型ファスナーコインケースの製作に挑戦し、講師からレクチャーを受けながら、レザーケースに穴を空け、糸で縫っていく作業に取り組んだ。

今回、2つのモノづくりプログラムを体験した浅田さんは、「実際の工場で、職人さんの細かい作業を見ることができて、とても勉強になった。私は工作が大好きで、ボンドを使って小さい花びらをくっつけたり、レザーケースを糸で縫ったりする作業は、少し難しかったけど、今までやったことがなかったので、とても楽しかった。このほかにも『ひがしおおさか体感まち博2023』のいろいろなプログラムを体験してみたい」と、満足のいく作品が出来上がったと笑顔を見せていた。

東大阪市＝https://www.city.higashiosaka.lg.jp/
ひがしおおさか体感まち博2023公式サイト＝https://pikahiga.jp/machihaku2023/