タカラッシュ、周遊型宝探しイベント「ナゾトキア~謎解き王国への入国案内~」を実施、西武線沿線の9市区町が広域連携

左から:タカラッシュ プロデューサー部 課長の石丸菜々氏、清瀬市 経営政策課 シティプロモーション課長の今井竜也氏、タカラッシュ 専務取締役の安福久哲氏

体験型コンテンツ「リアル宝探し」の企画・制作・運営を手がけるタカラッシュは、11月1日から、東京都清瀬市主催で、西武線沿線の9市区町広域連携による周遊型宝探しイベント「ナゾトキア~謎解き王国への入国案内~」(以下、ナゾトキア)をスタートした。イベント初日の11月1日に開催されたプレス向け説明会および体験会では、クエストの案内やノベルティの配布などを行う拠点である「ナゾトキア本部案内所」(清瀬市)で、イベントの概要について紹介すると共に、実際に清瀬市内のクエストを体験した。

清瀬市 経営政策課 シティプロモーション課長の今井竜也氏

「清瀬市では、さまざまな企業と連携して、清瀬市の知名度向上や地域活性化に努めている。今回はタカラッシュの協力を得て、清瀬市をはじめ、東京都豊島区・東村山市、埼玉県所沢市・狭山市・入間市・飯能市・横瀬町・秩父市の9市区町を舞台とする宝探しイベントを開催する」と、清瀬市 経営政策課 シティプロモーション課長の今井竜也氏が挨拶。「清瀬市単独ではなく、西武線沿線の他地域と広域連携した大規模な周遊型イベントを展開することで、西武線沿線の賑わいの創出や交流人口の増加を目指していく。ぜひ各地域を訪れて、謎解きや宝探しを楽しんでほしい」と、イベントを通じて地域間で協力し、相互集客や話題性を高め、西武線沿線に多くの人が訪れることを願っていた。

タカラッシュ 専務取締役の安福久哲氏

続いて、タカラッシュ 専務取締役の安福久哲氏が、同社が展開する宝探し事業の取り組みについて紹介した。「当社は、『[宝]を探し出す喜びを、全ての人に!』を企業理念に掲げ、宝探し事業を通じて、『発見の感動』を創り、努力して求めるものを手に入れる喜びで、関わる人や事業者の成功と成長に貢献する『トレジャーテインメント』を文化にすることをミッションとしている。創業から20年以上、参加者が主人公になれる本格的な宝探しを作り続けており、参加者満足度は94%、累計コンテンツ数は1万件を超えている」と、宝探し/謎解き業界のリーディングカンパニーなのだと胸を張る。「また、人々を動かす体験型エンターテインメントである『宝探し』の力を活用し、さまざまな事業を具現化している。BtoB事業としては、地域活性化プログラムやテーマパークのアトラクション、商業施設イベントなどを展開。BtoC事業では、会員モデルや大会開催、オンラインショップやコンセプトカフェの運営を通じて宝探しファン層の育成拡大を図っている」と、宝探しに挑戦し、発見するという成功体験を通じて、個人や企業・地域の成長を後押ししていると述べていた。

「ナゾトキア~謎解き王国への入国案内~」の専用冊子

11月1日からスタートした「ナゾトキア」は、東京都清瀬市・豊島区・東村山市、埼玉県所沢市・狭山市・入間市・飯能市・横瀬町・秩父市の9つの市区町を舞台とする大規模周遊型宝探しイベント。参加者は、「クエスト」と呼ばれる謎解きを中心としたミッションに参加し、「ワクワク」と呼ばれるポイントを貯めていく。多くの「ワクワク」を貯めることで、豪華賞品やノベルティ等を獲得することができるという。今回、エリア内に設置されたクエストの総数は400以上、開催エリアとなる9市区町の総面積は東京ドーム2万1952個分となる約1000km2と、過去にタカラッシュが実施したリアル宝探しイベントの中でも最大規模となっている。

タカラッシュ プロデューサー部 課長の石丸菜々氏

イベントの参加方法や進め方について、タカラッシュ プロデューサー部 課長の石丸菜々氏が説明してくれた。「『ナゾトキア』は、専用冊子と専用ゲームサイトを使ってナゾトキア連邦9国(9市区町)の謎を解き、ポイントを獲得してレベルを上げていくゲームとなる。まず、専用ゲームサイトに登録して、相棒となる使い魔を選び、マイページの設定を行う。クエストの数は400以上用意しており、好きなエリア、好きなジャンルのクエストを選んで挑戦できる」とのこと。「専用冊子には、各市区町を実際に訪問して、リアル宝探しに挑戦するクエストが全18問掲載されている。このクエストでは、冊子にある謎を解きながらエリアを巡り、現地で見つけた手がかりをもとに宝箱を探していく。そして、宝箱にある『宝発見のキーワード』を専用ゲームサイトに報告するとクリアとなる」と、各エリアで多岐にわたるジャンルの謎解きが楽しめるという。

専用冊子のクエストで各エリアに隠されている宝箱

「専用冊子では、開催エリア内の絶景スポットやその土地の歴史・文化を感じられるスポット、地元の人々に愛されている飲食店など、さまざまな場所を周遊するクエストが設定されている。この他に、専用ゲームサイトでは、指定されたものを街の中で見つけ、写真を撮り専用ゲームサイト上で報告する『撮影依頼』、エリア内の店舗や施設で特定の体験に挑戦する『店舗潜入依頼』などのクエストも用意しているので、宝探しをしながら各地の魅力を感じてほしい」と、各市区町を周遊しながら、街の魅力を再発見してほしいと話していた。

「パスポート風ノート」(手前)と「使い魔アクリルキーホルダー」

「イベント内のクエストをクリアすることで、さまざまな賞品を獲得することができる。宝探しの依頼を1エリアクリアし、クリアを証明する画面を賞品引き換え所で見せることでもらえる『パスポート風ノート』や、旅人のレベルが10に到達することでもらえる『使い魔アクリルキーホルダー』、その他にも、クリアしたクエスト数に応じて応募できる賞品が変わる『抽選応募賞品』などを用意している」と、クエストを多くクリアするほど豪華な賞品をゲットできるチャンスが得られると教えてくれた。

クエストの謎を解いて見つけた「手掛かりキーワード」

説明会の終了後に行われた体験会では、「キヨリジア王国」(清瀬市)のクエストNo.1にに挑戦した。専用冊子に出題されている謎を解き、そこから導き出された場所に行くと宝箱への「手掛かりキーワード」を得ることができる。最終的に4つの謎を解き、すべてのキーワードを集めると、宝箱の場所が浮かび上がってくる。今回は、クエストNo.1の2つの謎解きに挑戦したが、思っていた以上に難しく、やりごたえのある内容になっていた。なお、謎が難しい場合には、専用ゲームサイトでヒントを確認できるので、初心者でも楽しめるようになっている。

[イベント概要]
名称:ナゾトキア~謎解き王国への入国案内~
主催:東京都清瀬市
後援:豊島区・東村山市・埼玉県所沢市・狭山市・入間市・飯能市・横瀬町・秩父市
企画・制作:タカラッシュ
期間:11月1日(金)~2025年2月28日(金)
開催エリア:東京都清瀬市・豊島区・東村山市、埼玉県所沢市・狭山市・入間市・飯能市・横瀬町・秩父市
参加費:無料
※交通費や一部店舗・施設でのクエスト参加費用は自己負担
現地捜索可能時間:10:00~16:00

タカラッシュ=https://takarush.co.jp/
ナゾトキア~謎解き王国への入国案内~公式サイト=https://nazotokia.jp


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