- Leisure&Travel2024/12/11 11:15
楽天インサイト、クリスマスに関する調査、物よりアクティビティ体験のプレゼントが嬉しいと回答した人は3割以上
楽天インサイトは、「クリスマスに関する調査」をインターネットで実施した。今回の調査は、11月1日~11月6日の6日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20~69歳の男女1000人を対象に行った。楽天インサイトでは「クリスマスに関する調査」を2018年以降毎年実施しており、昨年の調査結果とも比較して変化を検証した。物からアクティビティ体験のプレゼントが嬉しいと回答した人は3割以上に達した。また、AIにクリスマスギフトを提案してもらうことに興味がある人は26.9%もいた。
今年のクリスマスを誰と過ごす予定かを聞いたところ、昨年11月実施の同調査と同様に「パートナー(配偶者・恋人など)」(54.3%)と回答した人が最も多く、次いで「子ども・孫」(28.1%)、「親(義理を含む)」(13.7%)となった。
性年代別でみると、男性60代で「パートナー(配偶者・恋人など)」(男性60代:62.5%、全体:54.3%)と回答した人の割合が全体に比べて8ポイント以上高く、女性60代(女性60代:65.0%、全体:54.3%)では全体より10ポイント以上高かった。また、20代女性の「親(義理を含む)」(女性20代:24.7%、全体:13.7%)と回答した人の割合は全体に比べて11ポイント高い結果となった。
今年、「パートナー(配偶者・恋人など)からプレゼントをもらう予定がある」と答えた人に、「もらいたいプレゼント」を聞いたところ、「アクセサリー」(14.6%)が昨年と同様にトップとなり、「衣類」(10.2%)、「食品(お菓子・お酒など)」(8.3%)が続いた。「衣類」「食品(お菓子・お酒など)」は、昨年よりもやや高い結果となった(衣類:昨年7.6%、食品(お菓子・お酒など):昨年4.7%)。また、「なんでもいい」と答えた人の割合が30.2%と、昨年(36.5%)に比べて6ポイント以上少なくなり、プレゼントに対するこだわりが増加したことがうかがえる。特に20代が16.1%と全体より約14ポイント低く、若年層のこだわりが強い傾向がみられた。
贈りたいプレゼントでは昨年と同様に「衣類」(12.0%)がトップとなり、「アクセサリー」(10.7%)、「食事(レストランなどの外食)」(9.0%)が続いた。また、「食品(お菓子・お酒など)」(7.7%)が、昨年(4.1%)に比べて3ポイント以上高かった。年代別では、50代で「食品(お菓子・お酒など)」(12.8%)、60代で「衣類」「食事(レストランなどの外食)」(各17.1%)が全体に比べて5ポイント以上高く、40代の「まだ決めていない」は全体に比べて15ポイント以上高い結果となった(40代:54.8%、全体:35.2%)。
クリスマスプレゼントの予算について尋ねたところ、パートナーからもらうプレゼントの期待金額とパートナーへ贈りたいプレゼントの予算金額はどちらも「1万~2万円未満」が最も多く、もらいたいプレゼントの期待金額・あげたいプレゼントの予算金額共に同程度の結果となった。昨年は、もらいたいプレゼントの期待金額・あげたいプレゼントの予算金額は共に「5000~1万円未満」と答えた人の割合が最多となっており、昨年に比べてプレゼントの金額は「もらいたい」「あげたい」の双方で高くなる結果となった。
「クリスマスプレゼントを贈る予定がある」と回答した人に、プレゼントの予算金額について昨年(2023年)と比べて変化がありそうかを聞いたところ、「昨年と同じくらいだと思う」が50.9%でトップとなった。次いで「決まっていない・わからない」が23.8%、「昨年よりも予算ダウンすると思う」は9.5%となった。年代別でみると、「昨年よりも予算アップすると思う」(15.6%)と回答した人が最も多かったのは20代であった。
プレゼントの予算金額について「昨年と比べて変化がある」と回答した人に、2024年にモノやサービスが値上げしたことによる影響がありそうかを聞いたところ、「影響あり」計(「とても影響がある」(39.5%)と「やや影響がある」(27.2%)の合計)は66.7%で、昨年(60.5%)よりも約6ポイント高かった。
クリスマスケーキを購入する予定の人は48.4%で、昨年(52.0%)から約4ポイント減少となった。どこでケーキを購入するかについて聞いたところ、「個人経営の洋菓子専門店のケーキ」(19.2%)がトップとなり、次いで「洋菓子チェーン店のケーキ」(17.5%)、「スーパーのオリジナルケーキ」(6.0%)となり、昨年と同様の傾向であった。
クリスマスケーキを予約購入するかについて聞いたところ、「洋菓子チェーン店のケーキ」(今年:45.7%、昨年:51.0%)を「予約して購入する」人の割合は、昨年と比べて約5ポイント低く、「コンビニエンスストアのオリジナルケーキ」(今年:64.4%、昨年:54.1%)は約10ポイント高い結果となった。
物ではなく、旅行や食事などのアクティビティ体験をクリスマスギフトとして贈られた場合、どう思うかを聞いたところ、「物よりも嬉しい」計(「物をもらうよりも嬉しい」(17.7%)と「物をもらうよりもやや嬉しい」(16.9%)の合計)は34.6%であった。また、「物の方が嬉しい」計(「物をもらう方が嬉しい」(12.6%)と「物をもらう方がやや嬉しい」(10.5%)の合計)は23.1%で、「物の方が嬉しい」計に比べて「物よりも嬉しい」計が11ポイント以上高かった。年代別でみると、20代から40代の「物よりも嬉しい」計(20代:31.7%、30代:33.9%、40代:30.9%)が3割代前半であるのに対し、50代から60代(50代:37.1%、60代:38.8%)は3割代後半と、高年齢層の方が若年層に比べてアクティビティ体験を求める傾向がみられた。
プレゼントをあげる側として、AIにクリスマスギフトを提案してもらうことに興味はあるかを聞いたところ、「興味がある」計(「興味がある」(9.6%)と「やや興味がある」(17.3%)の合計)は26.9%であった。また、「興味がない」計(「興味がない」(35.9%)と「あまり興味がない」(16.0%)の合計)は51.9%で、「興味がない」計が25ポイント高かった。年代別でみると、20代の「興味がある」計は39.5%で全体に比べて10ポイント以上、30代でも35.6%と全体に比べて5ポイント以上高い結果となり、若年層ほどクリスマスギフトの提案へのAIの活用に興味があることがわかった。
[調査概要]
調査エリア:全国
調査対象者:20歳~69歳 男女
回収サンプルサイズ:1000サンプルサイズ
調査期間:11月1日(金)から11月6日(水)
調査実施機関:楽天インサイト
楽天インサイト=https://insight.rakuten.co.jp