JTB総研、「Z世代の暮らしと旅」(ライフスタイルと旅行に関する調査2025)、Z世代は他世代より「SNS映えをする場所を巡る」

JTB総合研究所は、「Z世代の暮らしと旅」(ライフスタイルと旅行に関する調査2025)の調査結果をまとめた。

同調査は、人々の価値観、働き方や暮らし方、情報収集や旅に対する考え方を中長期的に把握することで、人々のライフスタイルはどのように変化し、旅へのニーズがどう変わっていくのかのヒントを得ることを目的に2023年度から調査を開始した。同調査では、特に今後の消費の中核を担う、Z世代(18~29歳)に焦点を当て、その特徴から、今後のサービスや商品を提供する上でのポイントについて考える。

Z世代男性は自分の趣味・好きなことや得意分野を追求することを強く求める。Z世代女性は、あるがままの自分が認められ自己実現したい。自身のことを記録し、残すことも大切であることがわかった。

時間の使い方について、Z世代女性はタイパ(「タイム・パフォーマンス」の略。時間を効率的に使い、生産性を最大化しようとする行動や考え方を指す)重視の行動を積極的に取り入れ、メリハリをつけて生活。Z世代男性は時間もお金も自分の趣味に割く傾向が強いことが明らかになった。

Z世代が普段の生活で参考にしている情報は、「家族・友人・知人の話」、「著名人・有名人・インフルエンサーなどによるSNSへの投稿」。マスメディアより身近な人から得られる情報、次にSNSを信頼している。

旅行ではZ世代男性は「ひとりだけの時間を楽しみたい」、Z世代女性は「普段の生活から離れてリフレッシュしたい」。Z世代男女共通で「SNS映えをする場所を巡る」も他世代より高かった。

「旅」を表す一言はZ世代男性「趣味」、「自然」、「非現実な体験」、Z世代女性「思い出づくり」、「ご褒美」だった。

[調査概要]
調査手法:インターネットアンケート調査
対象者:全国の18歳以上79歳までの男女個人
調査期間:2月10日~11日
サンプル数:事前調査1万名 本調査1030名
(過去1年以内に観光旅行をした人 ※帰省・ビジネスは除く、日帰り旅行は半日以上実施したものが対象)
※同調査では、1990年代後半から2000年代に生まれた世代をZ世代と定義し、男女29歳以下をZ世代として分析している

JTB総合研究所=https://www.tourism.jp


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