- Leisure&Travel2023/02/03 19:14
近畿日本ツーリストとワイン文化日本遺産協議会が「わいんたび 日本遺産ワイン編」を共同企画、公式ECサイトなどで販売
KNT−CTホールディングス(以下、KNT−CT)は、グループの近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが昨年8月にワイン文化日本遺産協議会(茨城県牛久市・山梨県甲州市)と締結した包括連携協定に基づき、文化庁認定の日本遺産No,86「日本ワイン 140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~」を活かした「新たな地域特産品開発と販売促進」の「日本遺産ストーリーに関する地域資源に着目し、果樹やワイン・ビールなどを中心に観光客向けの物産開発」への具体的な取り組みとして「わいんたび 日本遺産ワイン編」を共同企画し、3月1日から同社グループの近畿日本ツーリスト商事が運営する公式ECサイト「近畿日本ツーリストe-MARKET」および牛久市内・甲州市内の店舗販売を皮切りに販売を開始する。なお今後、首都圏エリアをはじめ販売エリアを順次拡大していく。
「わいんたび」とは、日本全国のワイナリーで生産される「日本ワイン」を、試飲にもお土産にも最適なグラス1杯分サイズ(100ml)にし、地域エリアごとの複数のワイナリーの日本ワインをセットにし、ワインとの出会いと飲み比べを楽しめる同社独自の企画商品で、昨年8月17日から第1弾九州編を期間限定・数量限定で販売した(販売は、近畿日本ツーリスト商事)。今回はそれに続く第2弾であり、ワインの販売に加えて、実際にワイナリーをめぐるバスツアーも展開する。
なお、同事業はKNT−CTがこれまでの旅行サービスを中心とした事業に加え、様々な社会課題に着目し、5年後、10年後の新たな価値の創造を目指し、自社のリソースやノウハウ、パートナーネットワークを最大限に活かし、非日常に加え日常生活を含めたさまざまなシーンで“楽しさ”を提供する企業の実現のため、“未来創造事業”として取り組む新規事業の一環となっている。
各地に点在する数多くのワイナリーの垣根を超え、エリア内の複数のワイナリーをつなぎ、1つのセット商品の中で複数のワイナリーのワインを一度に楽しめる商品は、旅行会社として地域創生に取り組んできたからこそ実現した。グラス1杯サイズのワインとの出会いによって、お気に入りの日本ワインを見つける楽しみを味わってもらうだけではなく、旅の選択肢が広がり旅行意欲を駆り立てるアイテムになることを目指し商品企画した。同社は、地域への旅行機運醸成、地域創生、観光資源の保持発展へ還元させていくことを目指し、「わいんたび」の全国展開を進めながら、日本のワイナリーをつなぎワインツーリズムを活性化させる「ワインプラットフォーム」の実現を目指している。
国産ブドウを原料とし、日本国内で醸造され和文化の結晶とも言える「日本ワイン」。その140年にわたる歴史において重要な地位を占めるのが山梨県甲州市と茨城県牛久市。甲州市は地元のブドウ農家との共存繁栄をはかり、広大なブドウ畑と新旧30ものワイナリーを誕生させるに至りました。牛久市の「牛久シャトー」は、ブドウ栽培から醸造までの一貫した工程を構築し、大規模な醸造体制を確立した。明治の文明開化期、国営では果たせなかったワイン醸造を、それぞれの地域の特性を生かして民間の力で成し遂げ、切磋琢磨して日本のワイン文化の広まりに貢献した二つのまちに息づく歴史を知ってもらい、ワインを味わってもらいたい。かつて観光誘客を目的に旅客内で楽しんでもらうために販売されていた一合瓶に小分けされ販売された一合瓶ワインを現代に復刻するかのようなグラス1杯サイズの「わいんたび 日本遺産ワイン編」を通して、構成文化財である伝統的ワイナリーの“今”のワインと出逢っていただき、日本ワインの文化を味わい体験してもらい、この土地へ訪れて欲しいという思いを込めて商品化した。また、今回の「わいんたび」日本遺産ワイン編の共同企画を通し、甲州市の全面協力のもと、甲州市勝沼ぶどうの丘内の一部施設を活用し、ワイン詰替え製造拠点として活動していく。
クラブツーリズムでは、日本遺産ワインの試飲や構成文化財を実際に巡ることができるバスツアーを展開していく。日本ワインとの出逢い、ワインの作り手の想い、歴史を体感してほしい考え。
[ツアー概要]
山梨県 甲州行きツアー
“山梨甲州の日本ワイン140年の歴史を学んで、飲んで、楽しむ!甲州勝沼ぶどうの丘ランチとぶどう寺・国宝大善寺”グラス1杯サイズの「わいんたび 日本遺産ワイン編」コンプリートセット付!
新宿・立川発着コース
牛久行きツアー
「国指定重要文化財 日本遺産『牛久シャトー』でいただく洋食コースランチと『水戸・偕楽園』&重要文化財『弘道館』の梅」鑑賞
横浜発着コース
その他、町田発着、海老名発着のコース設定あり
近畿日本ツーリスト=https://www.knt.co.jp/