- Study&Work2023/03/20 19:46
セゾン自動車火災保険、「物価高による家計への影響」について調査、物価高で「家計に影響がある」との回答は84.7%に
セゾン自動車火災保険は、昨今の日常生活全般での引き続く物価上昇を受け、各家庭において実際にどの程度の影響が発生しているのか、どのような消費行動の変化が起きているのか、全国の20歳以上の男女1106名を対象に「物価高による家計への影響」について調査を実施した。その結果、物価高によって「家計に影響がある」と回答した人は84.7%に達した。また、食費・光熱費など生活に欠かせない費用の負担が増加していることもわかった。一方、保険の見直しには興味がないが、節約のために外出を我慢していることも明らかとなった。
最近の物価高によって「家計に影響がある」と回答した人は84.7%と、ほとんどの家庭が物価高に悩まされていることがわかった。最も負担が大きいと感じる費用として、「食費(40.2%)」「光熱費(53.0%)」の回答が多くを占めており、生活に欠かせない費用についての負担が大きいようだ。
物価高を受けて90%以上の人は「実際に節約している」または「節約しようと考えている」と回答しており、物価高による家計への影響が大きいことがうかがえる。
物価高によって負担となっている費用として「趣味・レジャー費」と回答した人は1.3%であった一方で、実際に節約している・節約を考えている費用として「趣味・レジャー費」と回答した人は34.2%にものぼり、「趣味・レジャー費」といった削れる余地のある経費を極力削ろうという考えの人は少なくなかった。
特に子どもがいる家庭では、子どもがいない家庭と比較して節約の対象に「ガソリン代」「趣味・レジャー費」と回答する割合が高く、物価高の影響で、休日の家族での外出なども我慢の対象になってしまっているのかもしれない。家族との大切な時間をなるべく我慢しないで済ませられるように、ガソリン代の優待を受けられるサービスなどを活用することで賢く節約することも、物価高対策の有効な手段の1つだろう。
もしもに備えて多くの人が加入している保険は、生命保険や自動車保険、火災保険など種類も様々でその分出費も多くなりがち。一方で、物価高であっても45.2%の人が保険の見直しに「関心がない」または「関心があっても見直すつもりがない」と回答。理由としては、「面倒だから」や「必要性を感じない」という回答が81.8%を占めている。
保険は種類や商品も多くあり、加入している保険を一つずつ見直すのは面倒に感じるのかもしれない。また、保険の見直しに「必要性を感じない」と回答した人は、未婚者と比較して既婚者の割合が高く、子どもがいない人と比較して子どもがいる人の割合が高い結果となった。結婚のタイミングや、子どもが生まれたタイミングでしっかりと保険の内容を検討している人が多いのだろうか。
とはいえ、保険料や保障内容がお得に見直された保険商品も新しく出てきているため、定期的に見直すことで節約に繋がることもあり、また、様々な種類の保険に加入していると、保障内容が重複しているケースもある。現在は、スマホ1つで簡単に保険料の比較ができ、また、保険証券を一括管理できるサービスもあるため、支出の節約方法の1つとして保険の見直しを検討してみるのもよいのではないか。
[調査概要]
調査時期:1月
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20歳以上の男女1106人(男性551人、女性555人)
セゾン自動車火災保険=https://www.ins-saison.co.jp/