- Study&Work2024/03/28 20:50
第60回「黄色いワッペン」贈呈式と交通安全教室を開催、全国104名の新小学1年生へ今年は黄色い「ピカチュウ」ワッペンを贈呈
みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン、明治安田生命、第一生命の4社は、3月25日に、「みずほ丸の内タワー」5階MIZUHOフォーラム(ホワイエ)の講堂で、第60回「黄色いワッペン」贈呈式と交通安全教室を開催した。贈呈式には、この春小学校へ入学する児童の代表15名と全日本交通安全協会、東京都交通安全協会をはじめ内閣府、警察庁、東京都、警視庁、全国連合小学校長会および主催4社の関係者が出席し、主催者から全日本交通安全協会と東京都交通安全協会へ黄色いワッペン贈呈の目録が手渡された。
贈呈式の開催にあたり、みずほフィナンシャルグループ 取締役 執行役社長 グループCEOの木原正裕氏が挨拶。「今年も新しい小学生1年生へ、104万枚の黄色いワッペンを贈呈することとなった。新小学生になった児童のみんなは、ぜひ黄色いワッペンをつけて、交通ルールを守りながら、元気ハツラツに小学校に通ってほしい」と、新小学1年生になる児童たちに呼びかけた。「黄色いワッペン贈呈事業は、1965年に当社の社員が始めた交通安全事業で、現在は当社と損害保険ジャパン、明治安田生命、第一生命の4社で贈呈を続けている。これまでの贈呈累計枚数は全国で約7186万枚にのぼる。今年は取組開始から60年目の節目にあたることから、記念事業としてポケモン社の協力のもと、ピカチュウがデザインされた黄色い『ピカチュウ』ワッペンを配布する」と、60年目を迎えた黄色いワッペン贈呈事業の概要について紹介した。
続いて、黄色いワッペン贈呈式が執り行われ、みずほフィナンシャルグループの木原氏から、全日本交通安全協会 専務理事の入谷誠氏へ92万枚、東京都交通安全協会 理事長の大浦茂氏へ12万枚の黄色いワッペン贈呈の目録が贈られた。
目録を受け取った全日本交通安全協会 専務理事の入谷氏は、「小学生になると、一人や友だちだけで学校に通学したり、友だちの家に遊びに行くことも多くなると思う。今までのように見守ってくれる人がいなくなるので、これからは自分で気をつけて交通事故から身を守ることが大切になる。そのためにも、黄色いワッペンをしっかり肩に付けて、運転手の人に注意を促してほしい」と新小学1年生になる児童たちに訴えた。「また、道路を横断するときは、危険なので絶対に飛び出さないこと。横断歩道を渡るときも、しっかり左右を確認して、車が止まっていることを確認してから渡るようにしてほしい」と、道路を横断する際の注意点も教えてくれた。
「昨年は、8年ぶりに交通事故の死者数が増加するなど、厳しい交通状況が続いている。歩行中の小学生の死亡・重傷事故も目立っており、登下校中の悲惨な事故も後を絶たない」と、児童が交通事故に巻き込まれる危険性が高まっているのだと指摘する。「そこで、新小学生の保護者には、通学路や子どもが歩きそうな自宅付近を、子どもと一緒に歩きながら、子どもの目線で交通状況を点検して、危ないポイントを確認してほしい。黄色いワッペンを受け取った全国の新小学1年生が交通事故に遭わず、家族と共に健やかに成長することを願っている」と、子どもの交通安全には保護者の協力も重要であると話していた。
ここで、贈呈式に出席した新小学1年生になる児童たちに、黄色いワッペンが贈られ、早速、肩に着用してもらった。
登壇者から、交通事故の怖さや交通ルールを守ることの意味などを聞いた、新小学1年生になる田崎大雅さんは、「黄色いワッペンをどうもありがとうございました。学校へ行く時は必ず黄色いワッペンをつけて交通ルールを守ります。大人の人も、車や自転車の運転には気をつけてください」とお礼の言葉を述べていた。
贈呈式の後には、警視庁の協力で、マスコットの「ピーポくん」とともに、警察官の指導による交通安全教室を開催した。また、式典や交通安全教室には、今回「ワッペン」にも登場したピカチュウも応援にかけつけた。新小学1年生になる児童たちは、会場に設置された横断歩道の前に立ち、信号が青に変わっても飛び出さず、しっかりと右左を確認し、手を挙げて渡るというルールを学びながら、ピカチュウと一緒になって横断の練習をしていた。
みずほフィナンシャルグループ=https://www.mizuho-fg.co.jp/index.html
損害保険ジャパン=https://www.sompo-japan.co.jp/
明治安田生命=https://www.meijiyasuda.co.jp/
第一生命=https://www.dai-ichi-life.co.jp/