超楽長寿、50歳以上に特化した医師監修マッチングサービス「ハハロル」を提供開始

社会的孤立・孤独解消に関する事業を展開する超楽長寿は、第1弾となるサービスとして、50歳以上に特化した初の医師監修マッチングサービス「ハハロル」を9月4日から正式にサービス提供を開始した。なお、医師が監修した50歳以上特化のマッチングサービスは初となる(同社調べ)。

「ハハロル」のサービス画面イメージ

「ハハロル」は、50歳以上のためのマッチングサービス。AIが利用者のプロフィールや趣味、価値観、ライフスタイルなど、多岐にわたる項目を分析する。人生経験で出会う“価値観マッチング”やプロフィール設定などを補助してくれる“AIアドバイザー”など、50代ならではの設計で最適な相手を促し、自分と相性の良い恋人や友達を探すことが可能となっている。また、超楽長寿 代表取締役医師の物部真一郎氏は、現在も週に一度、精神科医として多くの50代以上の人の診察を行っており、実際のユーザー層のリアルな声を聞きながらサービス設計をしている。

「ハハロル」のサービス利用の流れ

7月にβ版のユーザーに向けてアンケート調査を実施したところ、「月に1回以上“寂しい”と感じている人が約8割」「5人に1人が1週間誰とも会話していない」「会話の相手として最も多いのが“仕事関係”」など、50歳以上で孤独を感じている人が多いことが明らかになった。また、「ハハロル」の使用について、「50代以上しかいないので気負わなくて良い(25%)」「50代以上しかいないので恥ずかしくない(20%)」と、同世代のユーザーが多いことで、安心感を得ている人が多いことが判明した。実際にβ版では多くのユーザーが恋人・友人を見つけ、日常生活に新たな喜びとつながりを見出している。

「ハハロル」は、医師監修のもと人生の新たなステージでの出会いをサポート、加えてユーザーの人みんなが健康的な生活、豊かな人間関係を構築できるよう、機能の拡充や地域との連携など、さらなるサービスの向上に努めていく考え。今後、「ハハロル」の心身への効果を医学的に検証する予定で、その結果やサービス運営で得る知見をもとに孤独を感じ始めている予防段階の人に対して医療サービスの提供を予定している。

「ハハロル」のサービス画面イメージ

近年、高齢化が加速しており、2024年内に50歳以上の人口が5割以上になると予想されている。総務省統計局の人口推計をみると、2024年7月時点で総人口の49.9%(総務省統計局「人口推計」)を50代以上が占めており、半数を超えるのは時間の問題とされる。また、50歳時の未婚率(2020年時)が男性28.25%、女性17.81%(国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集」)と未婚数の割合が増加傾向にあり、50歳以上の「孤独」「孤立」が今後加速していくことが推察される。

加速が進むと、うつ病、認知症の発症リスクをはじめ、冠状動脈性心疾患・脳卒中のリスクが高まるなど命に関わる重大な悪影響を及ぼす。そのような中、日本政府では、4月1日に「孤独・孤立対策推進法」が施行され、孤独・孤立の問題が優先課題として挙げられている。特に、50代は高齢者になる直前で、一刻も早い解決が求められる。

超楽長寿は過去の診療実績から、マッチングサービスを入り口にこのような社会的な孤立・孤独解消をサポートできると確信し、50代以上の人が気軽に始めることができるサービス「ハハロル」を開発した。9月4日から正式にサービス提供を開始。50代以上の人が心地良くサービスを利用するため、ニーズにあわせて友達探しを含めるなど、補助機能の拡充をしている。

「ハハロル」の価値観マッチング

「ハハロル」の特徴は、一般的なマッチングアプリが顔写真を全面に表示しているのに対し、「ハハロル」では顔写真ではなく、好きなことや自分の伝えたいことを一番に表現できるため、価値観をメインにアピールをすることが可能。また、自身の情報を登録する際、「骨董品集め」「御朱印集め」「切手収集」「グラブコレクション」など50歳以上の人が関心を持ちやすい趣味を中心に、キーワードを580個以上を用意。共通の趣味を持つ相手を見つけやすく、より一層マッチング率を高める。

プロフィール写真の設定が不慣れなユーザーに向けて、AIが写真撮影や加工を補助する機能を用意した。自己紹介・自己アピールについても、AIが文章を提案し、さらにメッセージのやりとりまでもサポートする。また、他のユーザーからもらった質問に回答すると、その回答が自分のプロフィールに反映される。質問に答えるだけで、自分の魅力が伝わるプロフィールが自然と完成する。

目視とAIを組み合わせ、目的外利用を検知・対処。ユーザー間のトラブル報告システム(10月リリース予定)を使用し、不正利用ユーザーの取り締まりを強化する。また、ロマンス詐欺・投資詐欺対策として、マッチするまでメッセージのやりとりができない仕組みや、メッセージをAIが監視し詐欺の可能性がある怪しいメッセージにはアラートを表示する機能を導入予定となっている(10月リリース予定)。

超楽長寿 代表取締役医師の物部真一郎氏

同社 代表取締役医師の物部氏は、「コロナ禍において『コミュニケーション機会の減少による孤独や孤立』への不安を感じる人は増えており、4人に1人が、孤独や孤立に不安を感じているといわれている。病院の外来でも、実際に孤立している人を診察するケースが増えてきており、孤立・孤独による疾患リスクの悪化が、精神科医としては疾患を発症してからしか関われないことにもどかしさを感じていた。孤立・孤独は解決ができるし、孤立・孤独によって発症する疾患は予防ができると考え、シニア世代のマッチングサービスを始めた。パートナーがいることの健康へのポジティブな影響は証明されている。孤独や孤立と心身の健康の関係性にはたくさん論文がある。また、『恋愛が心身に大きな充実を与えるのは、世代を問わない』とも論じられている。友情、恋愛問わず、よき出会いは素晴らしいと考えている」とコメントしている。

[サービスの概要]
ローンチ:9月4日(水)
料金:女性 無料
   男性 4500円/月~

超楽長寿=https://hhll.jp
ハハロル=https://hhll.app


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