- Study&Work2024/10/23 18:30
勤労者退職金共済機構、オリジナル漫画「教えて! 退田さん」第4弾を活用した「中退共制度」のPR活動を展開
勤労者退職金共済機構は、10月1日から、中小企業のための国の退職金制度「中小企業退職金共済制度」(以下、中退共制度)のプロモーション活動の一環として、オリジナル漫画「教えて! 退田さん」のシリーズ第4弾を活用した、TV-CM・広告・ポスター等の展開を開始した。
「中退共制度」は、昭和34年に中小企業退職金共済法に基づき設けられた中小企業のための国の退職金制度。同制度は、中小企業が単独では退職金制度を設けることが難しい状況を考慮してつくられたもので、中小企業の従業員の福祉の増進と雇用の安定、ひいては中小企業の振興と発展に寄与することを目的としている。国の退職金制度であるため安心・確実・有利で、管理も簡単とのこと。
同制度は、勤労者退職金共済機構 中小企業退職金共済事業本部(中退共本部)が運営しており、今年5月現在、約37万9000企業(所)、約362万人の従業員が加入し、5兆5350億円が運用されているという。
今回、10月の中退共制度の加入促進強化月間にあわせて、より多くの人に同制度を知ってもらうためのプロモーション活動を実施。これまで好評を得ている、オリジナル漫画「教えて! 退田さん」の新シリーズとして、リアルと融合したTV-CM・各印刷物などに加えて、「中退共」制度導入と50年後の未来を描いた動画と漫画を制作した。加入による社員の未来を具体的にイメージできるようにすることで、認知の向上だけではなく、制度の内容理解に役立つものとしている。
TV-CMは、10月1日から、テレビ朝日、BSテレ東、SNS等で放映を開始している。CMでは、中小企業の社長が従業員に長く働いてもらうために福利厚生制度を充実させたいが、何をすればよいかわからず悩んでいるところに、税理士・退田さん似のキャラクターが中小企業退職金共済制度のメリットをわかりやすく説明する構成になっている。
また、TV・新聞・WEBで広告を掲出。さまざまなメディアを通じ、漫画等で「中退共制度」をアピールする。さらに、“中小企業の従業員のための国の退職金制度、あります!”をキャッチコピーとしたポスター・チラシを展開する。
特設サイトでは、「マンガでわかる中退共」と題し、オリジナル漫画「教えて! 退田さん」による企業の制度導入と導入から50年後の社員を描いた動画を公開。社員の退職に悩む中小企業の事業主に対して、福利厚生としての「中退共」制度の紹介から、社員に対する説明や疑問への回答、そして退職金を利用した50年後に制度を振り返る様子が描かれている。
勤労者退職金共済機構=https://www.taisyokukin.go.jp/
中退共制度 特設サイト=https://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/special/index.html