NTTドコモ、「懐かしのケータイ&親子プログラミング体験会」を開催、「小学8年生」の付録「F503i」型おもちゃで着メロ作成

「~comotto×雑誌『小学8年生』 F503i復刻記念 ケータイ史から学ぶ~ 懐かしのケータイ&親子プログラミング体験会」の様子

NTTドコモは、来年3月末に予定されている3Gサービスの終了などにともないスマホネイティブ世代の子どもたちにもケータイの歴史を知ってもらうべく、雑誌「小学8年生」とタッグを組み、往年の名機「F503i」型の着メロ機能付きおもちゃを付録として提供する(2月下旬発売予定)。この付録提供に先立ち、家族とともに子どもの成長を育むブランド「comotto(コモット)」の取り組みの一環として、「~comotto×雑誌『小学8年生』 F503i復刻記念 ケータイ史から学ぶ~ 懐かしのケータイ&親子プログラミング体験会」を、2月16日にNTTドコモ歴史展示スクエアで開催した。イベントでは、館内の展示ツアーを通じてケータイの歴史を学ぶとともに、「F503i」型おもちゃを使ってプログラミングの仕組みに触れる先行体験ワークショップを実施した。

「F503i」型の着メロ機能付きおもちゃ

イベントの開催にあたり、NTTドコモ コンシューマサービスカンパニー ライフスタイルイノベーション部 キッズサービス担当部長の戸田陽子氏が挨拶。「『comotto』は、家族とともに子どもの成長を育むブランドとして2023年3月にスタートした。“子どもの未来を、もっと。”をコンセプトに、学校だけでは学べない、子どもが現代社会でイキイキと過ごす力を育む取り組みを行っている。具体的には、学びの動画コンテンツや知育アプリ・コンテンツ、お得なアプリでのクーポン・プレゼント、子育て応援プログラム、安心・安全に利用できるキッズケータイなどのサービスを展開している」と、「comotto」の取り組みについて紹介した。

NTTドコモ コンシューマサービスカンパニー ライフスタイルイノベーション部 キッズサービス担当部長の戸田陽子氏

「この一環として今回のイベントでは、スマホ世代の子どもたちに、世の中のコミュニケーションを支えてきたケータイの歴史を学んでもらいながら、プログラミングや技術の仕組みに触れてもらおうと考えた。雑誌『小学8年生』で付録提供する『F503i』型おもちゃを使って、親子で着メロのプログラミングを楽しんでほしい」と、イベントを開催する背景を説明した。

NTTドコモ歴史展示スクエア 館長の兼平泰之氏

そして、NTTドコモ歴史展示スクエア 館長 兼平泰之氏による特別解説付きの館内展示ツアーが行われた。まずは、歴史展示コーナーで、ドコモの移動通信サービスが進化していく過程を自動車・携帯電話などの展示品を通して紹介。「当社は、1968年にポケベルサービスを提供開始してから、1979年に自動車電話サービスを開始、1985年にショルダーフォンを販売開始し、1987年に日本初の携帯電話サービスを開始した。1991年には、超小型携帯電話『ムーバ』を発売した。しかし、当時は初期費用も利用料も高額だったため、携帯電話の普及率はわずか1.1%だった」と、ケータイが誕生するまでの歴史を解説してくれた。「その後、1999年にiモードサービスを開始し、日本初のカラー液晶端末を発売した。2001年にiアプリサービスとFOMAサービスを開始、2002年にカメラ付携帯電話を発売、そして2010年からスマートフォンの販売を開始した」と、ケータイからスマホへと至る進化の流れを教えてくれた。

ショルダーホンとスマホの比較コーナー

また、少し昔のケータイを操作できるコーナーでは、子どもたちが展示されているケータイに興味津々。実際に昔のケータイを触って、ボタンを押したり、着メロを聞いたり、今では珍しくなった“ガラケー”に夢中になっていた。さらに、ショルダーホンとスマホを比較するコーナーでは、ショルダーホンのあまりの大きさと重さに、親子揃って目を丸くして驚いていた。

e-Craft 代表取締役社長の額田一利氏

館内展示ツアーが終了すると、プログラミング体験ワークショップがスタート。「F503i」型おもちゃの開発を手掛けたe-Craft 代表取締役社長の額田一利氏が講師を務め、「F503i」型おもちゃの使い方や着メロのプログラミング方法をレクチャーしてくれた。「『F503i』型おもちゃは、当時の『F503i』のデザインはもちろん、ボタンを押した感覚まで再現している。本体だけでも様々なミニゲームを遊ぶことができるが、Bluetoothで本体とタブレットをつなぐことで、専用アプリから簡単なプログラミングで本体を操作することができる。今回は、ぜひ親子で着メロのプログラミングにチャレンジしてほしい」と、本体は「F503i」を忠実に再現しており、Bluetoothでタブレットと接続することでプログラミングが体験できると紹介した。

プログラミング体験ワークショップの様子

参加した親子が「F503i」型おもちゃとタブレットをBluetooth接続し、専用アプリを立ち上げると、いよいよ着メロのプログラミングに挑戦。「専用アプリのプログラミング画面で、音を鳴らすブロックをつなげていくだけで、簡単に着メロを作成することができる。各ブロックでは、鳴らす音と長さを設定でき、細かく調整することで、いろいろな曲を作ることができる。ブロックをつなげたらアプリの『start』ボタンを押すと、作った着メロが本体から流れてくる」と、着メロのプログラミング方法をわかりやすく説明してくれた。

プログラミング体験ワークショップの様子

初めてのプログラミング体験に戸惑いつつも、額田氏のサポートを受けて、親子で協力しながら着メロを作成。実際にアプリで作った着メロが本体から流れると、「すごい。本当に音が鳴った。いろいろな曲を作りたい」と、プログラミングの魅力に引き込まれている様子だった。質問コーナーで、子どもから「プログラミングを勉強するにはどうしたらいいの」と聞かれた額田氏は、「プログラミングは、他の教科と違って、遊びながら勉強ができるのがいいところだと思っている。今回のワークショップでも、着メロを作りながら、実はプログラミングの仕組みを勉強することができている。ぜひ、自分が楽しいと思うテーマを見つけて、楽しみながらプログラミングを学んでいってほしい」とアドバイスを送ってくれた。

NTTドコモ=https://www.docomo.ne.jp/
雑誌「小学8年生」=https://sho.jp/sho8


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